発売当初から現在まで長い間にわたって人気のある邪道の名作ルアー・スーサン。
独特な見た目のルアーですが、多くのシーバスアングラーの1軍ルアーとして現在も活躍しています。
今回はそんなスーサンの使い方やおすすめカラー、フックサイズなどについてご紹介したいと思います!!
邪道 スーサンのスペック
スーサンは、ソルトルアーを中心に展開している「邪道」から発売されているシーバスルアーになります。
ルアーの種類としてはリップレスシンキングミノーに分類され、ゆっくりと沈むスローシンキングになっています。
スーサンのレンジは、50cm程度となっていて、シンキングミノーにしては浅めのレンジです。
ディープエリアよりシャローエリアが得意なルアーになります。
サイズは75mm・重さ7gで、この絶妙なサイズ感でセイゴからランカーシーバスまで釣れるルアーになっています。
アクションはローリングが主体のアクションにウォブリングも少し混ざったアクションで、腹をチラチラと見せるように泳ぎます。
この絶妙なアクション設定がスーサンの釣果の秘密となっています。
スーサンに合わせるロッドとして、ML(ミディアムライト)程度のシーバスロッドが1番扱いやすいです。
邪道 スーサンのおすすめカラー
スーサンのおすすめカラーは、デイゲームではトゥイッチによるフラッシング効果を意識したナチュラル系、ナイトゲームではアピール系がおすすめです。
スーサンはカラーバリエーションが多く、独特のカラーも多く存在しますが、その中でも特におすすめのカラーを3つご紹介します。
イナッコスーパーサンダラ
イナッコに似せたナチュラル系のカラーになります。
ルアーの腹部分がチャートになっているところが特徴で、ナチュラルカラーとアピールカラーのいいとこ取りのカラーになっています。
デイゲーム・ナイトゲームどちらも対応可能で、場所や時間帯を選ばないカラーになります。
特にイナッコをベイトとしているシーバスにおすすめです。
ブルピン隊長
メタルジグでは定番カラーのブルピンですが、
シンキングミノーには珍しいカラーリングです。
ナチュラルカラーのブルーとアピールカラーのピンクを合わせたカラーで、場所やベイトを選ばない万能カラーになります。
また、適度にフラッシングするのでデイゲームや常夜灯周りなどの釣りにもおすすめです。
初めてスーサンを購入される方にもおすすめです。
ハッピーレモン
シーバスルアー定番カラーのハッピーレモンです。
チャートバックにクリアボディで、アピールカラーとナチュラルカラーのいいとこ取りのカラーになります。
特にナイトゲームや濁りが強い時などにおすすめのカラーになります。
また、万能カラーなので迷った際にはハッピーレモンをおすすめします。
以上3つがおすすめカラーになります。
ナイトゲーム・デイゲームどちらの釣行頻度が多いのか、よく行く釣り場は濁っているのかどうかなどでカラー選びをする事をおすすめします。
邪道 スーサンの使い方
スーサンの使い方としては、主にシャローエリアでの釣りに使います。
シンキングミノーですが、レンジは50cm程度と浅く、またリトリーブスピードが速い場合も遅い場合も一定のレンジをキープすることができます。
スーサンのアクションは、ローリングメインのアクションなので、アピール力でシーバスを寄せるのではなく、ナチュラルなアクションでシーバスに口を使わせる、「食わせ」に重点を置いたアクションだと言えます。
また、アピール力の弱いローリングの弱点を補うためにハイピッチのローリングでチカチカとフラッシングしてシーバスにアピールします。
食わせの波動とアピールのフラッシングの両方を持っているルアーです。
実際のスーサンの使い方としては、ただ巻き・デッドスロー・トゥイッチ・ジャークなどの使い方になります。
デイゲームでは、まずはただ巻きで探っていき、シーバスのチェイスやバイトはあるが食い切らない時、ここぞといったポイントでトゥイッチやジャークで誘います。
ただ巻きのコツとしては、一定のリトリーブスピードを保つことが重要で、竿先の高さも動かないように意識して使います。
トゥイッチは、若干遅めのテンポで誘います。
トゥイッチとトゥイッチの間でスーサンのスローシンキングを活かした、食わせの間を作ることが重要です。
ラインスラッグを使ってトゥイッチするイメージで、テンションが抜けた時にルアーがフラフラとフォールするようにします。
ジャークもトゥイッチと同じように食わせの間を意識して、遅めのテンポで使います。
フラッシングでシーバスに気付かせ、食わせの間を作ることで、シーバスに口を使わせるイメージです。
ただ巻きで誘う際も、キャスト後に1度トゥイッチを入れ、シーバスにルアーを気付かせるようにします。
ナイトゲームでは、デッドスローもよく釣れます。
常夜灯周りなどの明暗では、ローリングでチカチカと弱った小魚のようにアクションします。
スーサンがギリギリ泳ぐくらいのリトリーブスピードで巻きます。
邪道 スーサンの飛距離
スーサンの飛距離ですが、ルアーサイズも小さく、重量も軽いため30〜40m程になります。
最近のルアーと比べると飛距離が出るルアーではありませんが、広範囲を探っていくルアーではないため、そこまで大きなマイナスポイントでありません。
飛距離を伸ばしたい場合は、ラインを細くしたり、柔らかめのロッドを使う手もあります。
ウェイトで重量をあげることもできますが、ルアーのアクションに影響するためおすすめはしません。
邪道 スーサンのフックサイズ
スーサンのフックサイズは10番または8番がおすすめになります。
シーバスの活性が低い冬などは細軸のフックで、フッキング率を上げるようにします。
逆に、夏や秋などシーバスの活性が高い時やランカー狙いの場合は太軸のフックにし、伸びや折れがないようにします。
また、ダウンでの釣りやあまりルアーを動かしたくない時はあえて大きめのフックを付け、アクションを控えめにするチューンもあります。
フックサイズはルアーのアクションに直接影響が出るので、慣れないうちは出来るだけ純正フックのサイズと同じものを使うと、ルアーのアクションを変えずに済みます。
さいごに
邪道・スーサンは発売当初から現在まで多くのシーバスアングラーから1軍ルアーとして使用されているルアーです。
独特な見た目とは裏腹に控えめなアクションとフラッシングで多くのシーバスを連れてきてくれるルアーです。
使い方もただ巻きやトゥイッチなど、様々な使い方に対応可能で、初心者にもおすすめのシーバスルアーとなっています。
まだスーサンを使ったことがない方は是非1度使ってみてください!!
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