シーバスルアーの中でも人気がありよく使われるミノー。
小魚の形をしており見た目がリアルなのでシーバスも口を使いやすく、うまく使いこなせばシーバスが良く釣れる武器になります。
そんなシーバスには欠かせないミノーの選び方とおすすめをまとめて紹介したいと思います!
ミノーのタイプ
ミノーのタイプは大きく分けるとフローティングとシンキング、サスペンドの3つに分けることができます。
フローティングミノー
フローティングミノーは、水中で動きを止めたときにゆっくり水面に浮き上がるタイプのミノーです。
泳ぐレンジが浅いので、ナイトゲームなどで表層付近を探りたいときに使います。
シーバスがバイトしてくる瞬間が見えたりするので使っていて面白いルアーです。
シンキングミノー
シンキングミノーは、水中にもぐるタイプのミノーで深いレンジを探るときに使います。
デイゲームではシーバスが深いところにいることが多いので、中層からボトムまで探るのにシンキングミノーが活躍します。
サスペンドミノー
サスペンドはフローティングとシンキングの中間のようなルアーで、水中で動きを止めると浮きも沈みもしないタイプです。
アクションをつけて動きをピタッと止めたときにシーバスが食いついてくることが多く、シーバスにはなくてはならないミノーです。
シーバスミノーのサイズ
シーバスで使われるミノーのサイズは5~20センチと幅広い大きさのものが使われます。
5センチ以下の小さなミノーは、春先のベイトが小さい時やシーバスの活性が低くなかなか大きなルアーを反応しないときなどに使います。
コンパクトなシルエットでシーバスも口を使いやすく、サイズ問わずシーバスを釣ることができるので持っておけばボウズ逃れにも使えます。
10センチ程のミノーはシーバスでよく使われるサイズで、扱いやすいサイズなので最初は10センチを目安にミノーを選ぶのがおすすめです。
サーチベイトとしても使いやすく、シーバスの活性を見極めるのにも役立ちます。
晩秋のベイトのサイズが大きくなる時期には15センチ以上の大きなミノーが使われるようになります。
サイズが大きいだけあって釣れるシーバスのサイズも大きく、80センチを超えるランカーシーバスも狙うことができます。
シーバスミノーのカラー
次はシーバスミノーのカラーですが、主にナチュラルカラー・チャートカラー・パールカラー・クリアカラーなどがあります。
ナチュラルカラー
ナチュラルカラーは、シーバスが普段捕食しているベイトにもっとも近いカラーでシーバスミノーの中では定番です。
海の場合はイワシカラーやコノシロカラー、河口の場合はイナッコや鮎カラーがよく使われます。
シーバス用のミノーではナチュラルカラーは外せないのでいくつか揃えておくのがおすすめです。
チャートカラー
チャートカラーはアピール力の優れたカラーで、日が沈んで暗くなった時間や濁りが強い時に使います。
シーバスからルアーが見えやすいのはもちろん、釣り人側からもルアーがどこを泳いでいるか分かりやすいので使いやすいカラーです。
バチパターンになるとチャートカラーの効果がかなり高くなります。
パールカラー
パールカラーは水中では光を反射しやすいカラーで朝マズメや夕マズメのようなすこし暗い時間に使われるカラーです。
自然に近い光り方をするためスレに強いのがこのカラーの特徴です。
クリアカラー
クリアカラーはもっともスレに強いカラーです。
派手なルアーとは違い、光の反射のみでアピールするためもっとも自然にアピールできスレた魚にも効果的という特徴を持ってます。
光の少ないところではアピール力に欠けますがデイゲームをするときなどは必ず持っておきたいカラーとなってます。
シーバスミノーの使い方
ただ巻き
シーバスミノーの一般的なアクションにただ巻きがあります。
ミノーによっては巻くだけでブリブリと勝手に泳いでくれるので、アクションをつけずとも魚にアピールすることができます。
ルアーによって泳がせるスピードが変わるので、そこは調整する必要があります。
トゥイッチ
トゥイッチはミノーを使うときに出番の多いアクションです。
竿先をチョンチョンと動かすことでミノーに不規則な動きを与えることができ、シーバスの捕食スイッチを入れることができます。
リアクションバイトを誘発しやすく、シーバスを釣るならマスターしておきたいアクションです。
ジャーキング
ジャーキングはトゥイッチよりルアーを大きく動かすアクションです。
ロッドを大きく動かすのでルアーの動きも幅も広くなり、逃げ待とうベイトフィッシュを演出します。
シーバスの捕食スイッチを入れることができるので、デイゲームで活性の低いシーバスを狙うときにも効果的です。
ストップアンドゴー
シーバスミノーのアクションで使われるアクションにストップアンドゴーがあります。
名前の通りルアーを泳がせて止めてを繰り返すアクションです。
ゴーのときにシーバスにアピールして、ストップで食わせの間を作ります。
シーバスがルアーをなかなか食いきれないときに使いたいアクションです。
シーバスミノーおすすめ紹介
メガバス カゲロウ
メガバスの人気シーバスミノーのカゲロウ。
水面から20センチを泳ぐシャローランナーで、ナチュラルなロールアクションでスレたシーバスも思わずバイトしてくる食わせのルアーです。
移動重心システム搭載で飛距離も出やすく、広い範囲にシーバスを探ることができます。
人気がありすぎてお店にはなかなかおいてませんが、実釣性能はバツグンなので在庫を見かけたら即買いしておくのがおすすめ。
ガイア エリア10
ガイアのシーバス定番ミノーのエリア10。
水面から30センチを泳ぐシャローランナーで、ゆっくり巻いても使えるナイトゲーム向きのミノーです。
1000円ちょっとで買える手頃な価格で、長年使われ続ける実績もあるので非常にコスパに優れています。
ナイトゲーム用のミノーを探している人にかなりおすすめのルアーとなってます。
ガイア エリア10のインプレ!おすすめカラーやフックサイズも解説付き
シマノ シャローアサシン
シマノのフローティングミノーのシャローアサシン。
表層から30センチまでを泳ぐシャローランナーで、浮き上がりも早く動き出しも良いのでナイトゲームで活躍してくれます。
止めていてもフラッシングでアピールし続けるフラッシュブースト搭載で、光量の少ないところでもシーバスにしっかりとアピールします。
軽くキャストしても飛距離がでるのでコントロールもしやす使いやすいです。
ダイワ クロスウェイク
ダイワのフローティングミノーのクロスウェイク。
表層から30センチまでを泳ぐナイトゲーム用のミノーで、ゆっくり引き波を立てながら使うのに向いています。
重心移動で飛距離も出やすく、広範囲に表層を探ることができます。
タックルハウス TKLM
タックルハウスのリップレスミノーのTKLM。
表層から40センチまでを泳ぐフローティングミノーで、水面直下をゆっくり巻くと大きなウォブリングでシーバスにアピールします。
昔からあるルアーですが飛距離もまずまずで、広い範囲にシャローを探ることが可能です。
邪道 スーサン
シーバス定番リップレスミノーのスーサン。
ハイピッチローリングアクションでデッドスローから高速巻きまであらゆるリトリーブスピードに対応しています。
水深50cmまでの浅いレンジを攻略するのに向いているのでナイトゲームでの出番が多めです。
邪道スーサンのインプレ!おすすめのカラーや飛距離についても解説
アイマ サスケSF95
アイマのシーバス定番ミノーのサスケSF95。
シャローレンジの攻略を得意とするフローティングミノーで、10~60センチまで潜りウォブンロールしながらシーバスにアピールします。
ゆっくり巻けばロール主体のアクションでスレたシーバスにも口を使わせることができます。
シマノ サイレントアサシン
シマノのシーバス定番ミノーのサイレントアサシン99F。
重心移動システムのAR-Cシステムを搭載しているため飛距離がでやすく、軽く投げても飛んでくれるのでコントロールしやすいです。
アクションは強めのウォブリングアクションでアピール力が高く、広範囲のシーバスにしっかりとアピールしてくれます。
サイズのラインナップもいろいろありますが、99Fはサーチルアーとして万能でレンジも80センチと潜りすぎないので最初はこのサイズを買うのがおすすめです。
サイレントアサシンのインプレ!使い方や特徴も解説
アイマ サスケ120裂波
アイマのシーバス定番フローティングミノーのサスケ120裂波。
シーバスをする人なら誰もが知る超定番ルアーで、ただ巻きするだけでシーバスが良く釣れるので初心者にも人気があります。
空気抵抗の少ないリップレスミノーなので飛距離が出やすく、河口やサーフなど広い場所で使うのに向いています。
泳ぐレンジが1m前後と潜りすぎないので、水深の浅い場所でも活躍します。
ラッキークラフト ビーフリーズ
ラッキークラフトのシーバス定番ミノーのビーフリーズ。
飛距離やアクションなど様々な面で優れたミノーで、ただ巻きでも釣れますがアクションをつけて使うのに定評があります。
ストラクチャーや流れ込みについたシーバスを狙うのにもってこいで、アクションをつけた後に動きを止めて食わせの間を入れてあげるとシーバスのバイトを誘えます。
小場所を狙うのに欠かせないルアーなので、ひとつ持っておけば便利です。
メガバス X80
メガバスの定番シンキングミノーのX80。
80mmサイズのコンパクトなミノーで、サイズの割に飛距離が出やすくアピール力も強いのでパイロットルアーとしても使えます。
アクションをつけたときの動きもキレが良く、ジャークさせて使うのにも向いています。
潜るレンジは1.5mと深めなのでデイゲームで使うのにおすすめです。
ダイワ セットアッパー
ダイワの定番シンキングミノーのセットアッパー。
水深2mまで潜るレンジの深いミノーで、デイゲームで深いところを狙うのに向いています。
ただ巻きでウォブンロールしながらしっかりとアピールするので、難しい操作も必要なく初心者にも扱いやすいです。
飛距離もトップクラスに飛ぶので堤防などからシーバスを狙うならこのルアーは外せません。
ラパラ カウントダウン
昔から使われる超定番ミノーのラパラ・カウントダウン。
バルサで作られた歴史のあるルアーで、最近のルアーと比べると飛距離は劣るもののアクションが秀逸で今でも使われ続けています。
ただ巻きするとブリブリ泳ぐウォブリングアクションでシーバスにアピールし、活性の高いシーバスを短時間で釣ることができます。
シーバスでよく使われるCD9はレンジが3mとかなり潜るので、深いところを攻略するのあると便利です。
値段も買いやすく使い方も簡単なのでシーバス初心者の方にもおすすめ。
ダイワ シーバスハンターZ
ダイワの定番コスパミノーのシーバスハンターZ。
1000円を下回る値段の安さでそこそこ釣れるミノーとして人気があります。
フローティングタイプとシンキングタイプがあるので、夜使うならフローティング、昼間使うならシンキングタイプを買うのがおすすめ。
さいごに
シーバスミノーは各メーカーが力を入れており良いものがたくさんあるので、いろいろ使ってみて自分の理想のルアーを見つけてみてください。
シンキングやフローティング、サスペンドなどタイプによって使う場面が異なってくるので、最初はタイプごとにいくつか買っておくのがおすすめです。
ミノーは自分の腕次第で釣果も伸びやすいので、使いこなしてシーバスの数釣りを楽しみましょう!!
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