九州の中でも人気のエギングポイントとなっている平戸。
エギングのメインターゲットとなるアオリイカの個体数が多く、エギング初心者でも比較的釣果を上げやすいのが平戸の魅力です。
そこで今回は平戸の実績のあるエギングポイントの季節に応じた場所選びや地形などを詳しく解説します❗️
田助漁港
田助漁港は非常に潮通しも良く、春の大型アオリイカから秋の数釣りまで1年中アオリイカが狙えることから人気の釣り場です。
防波堤が子波止、内波止、外波止の3本に分かれているので、それぞれの波止の狙い方や地形を解説します。
子波止
漁港の1番内側の入り込んだ所にありますがベイトもたくさんいることからアオリイカの捕食場所となっています。
波止の先端は足元からドン深でかなり水深があるので、回遊のアオリイカを狙うことができます。
水深がある為ノーマルタイプのエギか潮が速いときはディープタイプのエギをおすすめします。
波止の根元は沖から足元に向かって駆け上がりになっており、このカケアガリでアオリイカがヒットすることが多いですが根掛かりも多いため注意が必要です。
波止の根元は比較的水深が浅いのでシャロータイプのエギがいいでしょう。
内波止
外波止と子波止の間にある内波止は、子波止根元の山沿いにできた道から行くことができます。
波止の根元から先端にかけて深くなっているため根元付近の駆け上がりを狙ってもいいですし、先端の水深があるエリアで回遊を狙ってもいいでしょう。
また、地磯から外波止に干潮時のみ歩いて行けるのでランガンしながら釣ることもできます。特に春は地磯のシャローエリアに大型が潜んでいることがあるので要チェックです。
外波止
外波止へは干潮時に内波止から歩いて行くルートと山の上の有料駐車場(1日200円)から下るルートがあります。
有料駐車場からのルートは満潮時でも行くことができます。
外波止の1級ポイントは先端付近の内側にある階段です。養殖いけすや藻場もありアオリイカの実績十分です。
秋は数釣りができ春から夏にかけて3キロオーバーも狙えます。
曲港
港に下ってすぐ左にある短い波止は、沖に向かって段々深くなっており、遠投して深い所を狙うとアオリイカが釣れやすいです。
干潮時はシャロータイプ、満潮時はノーマルタイプのエギを使うのがおすすめですが、波止の根元は水深が浅く根も転々としているので満潮時でもシャロータイプのエギがいいでしょう。
波止の先端と根元を交互に探りながら釣るのが釣果を伸ばすポイントです。
この波止は見逃しがちですが過去に二桁釣果の実績もあるポイントです。
波止の外側に船が1隻停泊しているのでロープに注意して釣りをしてください。
港に降りてすぐの右側の護岸は100mほど釣り歩くことができ、春は2キロオーバーが期待できる実績十分な釣り場です。
沖から足元に向かって駆け上がっておりその駆け上りでよくヒットします。イメージとしてはアオリイカを沖から誘ってきて駆け上がりで掛けるパターンです。
曲港全体的にアジや小魚も多くその日のベイトに合わせたエギのカラー選択が釣果のカギとなります。
内波止は足元からかなり水深があるので、ノーマルタイプかディープタイプのエギを使って湾内に入ってくる回遊のアオリイカを狙う釣り方がおすすめです。
特に潮が変わるタイミングやマズメの時間帯は期待できます。
外波止のフェンス付近は藻があり春に期待大です。根元から地磯にいけますのでこちらをランガンしながら釣るのも良いでしょう。
外波止は沖向きがかなり浅いのでシャロータイプのエギを用意しておくことをおすすめします。
半元の波止
2本の波止があり港の左側は砂浜になっているので、メインは沖側の大きな波止になります。
潮通しもよく季節問わずアオリイカの実績があるため平戸島の中でも大変人気のポイントです。
秋冬は先端付近の深場で潮の流れを利用しながらノーマルタイプのエギで広範囲に探るのがおすすめです。
春夏は浅場と深場の両方に藻場エリアが多数あるため大型のアオリイカが期待できます。
湾内の波止も浅場にアオリイカが見えることがあり、キロクラスのアオリイカが釣れるため狙う価値があります。
注意事項として、沖向きの波止は足場が高いので6メートル以上のタモを持っていくようにしましょう。
女鹿の地磯
広々としておりアオリイカだけでなく様々な魚が釣れる事から人気のフィールドです。
地磯へのルートは道路沿いの駐車スペースに車を停めガードレールの切れ目から道ができているのでそこから行く事ができます。
雨の後などは足元が大変滑りやすくなってますので注意してください。
地磯先端がアオリイカの好ポイントになります。外向きでも内向きでも釣れます。
水深はそんなにありませんが潮通しがいいのでその日の潮の速さに応じてエギをノーマルタイプかシャロータイプかを選択することをおすすめします。
春の時期は内向きのワンドに大型のアオリイカが入ってくる事が多く、そこをメインに狙ってもいいでしょう。
向かい側のゴロタ場もランガンできるので磯に先行者がいる場合はゴロタ場から狙ってみてください。
ただし、満潮時は波が上がってくることもあるので注意が必要です。
前津吉の地磯
海岸沿いに駐車スペースがあるのでそこに車を停めて地磯の方に歩いて行くことができます。
釣り場が広いためランガンしながら釣るのがおすすめです。
地磯のワンドは水深が浅いのでシャロータイプのエギをおすすめします。
アオリイカの数が多く秋は数釣りが期待でき、春は藻場を中心に攻めると良型のアオリイカが数釣れます。
先端に行くにつれて水深が深くなり潮通しもよくなるので、潮流の速さに合わせてノーマルタイプのエギかシャロータイプのエギか選択してください。
先端付近はアオリイカの通り道になっているので遠投して足元までしっかりとエギを引き、着いてきたアオリイカをかけましょう。
この地磯も満潮時は沈む岩があるので潮が上がってきていると感じたら早めにポイントを離れましょう。
さいごに
今回は平戸のおすすめエギングポイントを紹介しましたが、どの釣り場も安定して釣果が出るので釣り場選びに迷ったら行ってみてください。
良い時期に行けばさらに釣果アップが期待でき、サイズが狙いたければ春、数を狙いたいなら秋にいくのがおすすめです。
平戸の禁漁期間は、平戸島自体には設定されていませんが平戸の先端にある生月島には、5月始めから9月末までの禁漁期間がありますので注意が必要です。
平戸はここで紹介した釣り場以外にもイカが釣れる場所はたくさんあるので、相性の良い釣り場を探してランガンしてみましょう‼️
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