ジャッカルからから発売されている人気バイブレーションのTNバイブレーション。
アウトメタルシステムによる圧倒的な飛距離や根がかり回避能力の高さから多くのアングラーに支持されているルアーです。
今回はTNバイブレーションの使い分けや使い方、おすすめカラーを紹介していきます!
TNバイブレーションの使い分け
TNバイブレーションは6種類のサイズ展開があり、TN38、50、60、65、70、80がラインナップされてます。
また、トリゴンには38、50、60、70の4種類があります。
場所、シチュエーションによる基本的なサイズの使い分けを理解することで、快適かつ効率的に釣果を伸ばすことが可能です。
攻めるレンジで使い分ける
TNシリーズはサイズが上がる毎に重さも増えていきます。そして同サイズでもトリゴンの方が重くなります。
共通してサイズが大きいほど、より深いレンジを攻めることに適しています。
レンジ1mほどのシャローならTN38やTN50、レンジ2mほどならTN60(50トリゴン)、レンジ3mはTN70(60トリゴン)、それ以上はTN80という風に攻めたいレンジを意識しましょう。
なお軽すぎるとリトリーブ中にレンジが上がってしまい想定した場所をうまく通せなかったり、逆に重すぎると沈みすぎて根がかりなどに繋がる恐れがあるので、都度調整していくことが重要です。
またTN65に関してはTN60とTN70の中間サイズです。TN60よりもより障害物にコンタクトさせたい場合や、TN70より少しだけ上のレンジを攻めたい時に活躍します。
陸っぱりでは基本的にTN60を標準に状況に合わせてサイズを変えていくのがおすすめです。
アクションに合わせての使い分け
アクションによってはレンジより優先した方が効果的な場合があります。
例を挙げるとリフト&フォールの場合には小さいボディの方がロッドアクションの反応が良くなりますので4mくらいでもTN50やTN50トリゴンの方が扱いやすいです。
逆に高速巻きをする時には通常より通すレンジが浅くなるのでシャローでもTN70や同サイズのトリゴンくらいの方が使い勝手がいい場合もあります。
厳冬期などのデッドスローリトリーブなどでも標準のレンジと異なってくるので釣り場でのボトムの当たり具合などをヒントに使い分けていくといいでしょう。
ラトルサウンドの使い分けについて
TNバイブレーションには基本のラトルサウンドが3種類あり、音の高さで並べると、サイレント<フルタングステン<オリジナル、の順でラトル音が高くなります。
そしてトリゴンはラトルが一種類で低音のワンノッカーに近い音です。
基本的には高い音の方が狭く大きく、音が低い方が広く弱くアピールしていきます。
この音に関してはポイントや状況によってかなり左右されるため特定のシュチュエーションで判断せず、反応を比較していく方がおすすめです。
また、ハイプレッシャーのポイントでは高音のラトルサウンドはバスが嫌がる場合があるので、ワンノッカーやサイレントがバスを刺激しすぎず広範囲を探れるためおすすめです。
TNバイブレーションの使い方
TNバイブレーションを使う場面
TNバイブレーションを使いたい場面を一言でまとめると広く探りたい時です。
リザーバーや中大規模野池、秋のバスの居場所が特定しづらい時期など、そんな時はTNバイブレーションの出番です。
他のバイブレーションに比べ、飛距離が出やすく根がかり回避性能も非常に高いので、快適に巻き続けることができます。
広いアプローチ範囲を持ったTNバイブレーションは特定のスポットを攻めるというよりスポットの手前を通して引っ張り出すイメージです。
また小規模野池などでは遠投して池全体を輪切りにバスを探していくことも可能です。
基本はただ巻き
テンポ良く広いフィールドをチェックしていく時はただ巻きが有効です。
リトリーブスピードは活性の高さに比例してスピードを上げていくといいでしょう。
レンジ分けは、シャローレンジをスピーディに巻いてくる、中層を幅広く探る、ボトムの障害物のかする様にコンタクトさせながら巻く、の3つになります。
釣りをする時期や時間帯によってバスのいるレンジが異なるので、夏やマズメの時間帯はシャローレンジ、冬はボトムなど、バスのいるレンジを意識して巻いていくと釣果に繋がりやすいです。
高速リトリーブ
シャローエリアのフィーディングバスなどを狙う際には効果的なアクションです。
TNバイブレーションはかなりのスピードで巻いても動きが破綻しにくいです。
また「こんなスピードで魚は食いつけるのか?」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんが心配無用です。
魚は目の前だけでなく、波動やラトルサウンドで近づいてくることを察知します。その上で自分の目の前に来る瞬間にタイミングを合わせてバイトしてきます。
また肉眼で見たことがある以上に魚の泳ぎは速いです。早巻きをする時はメリハリをつけてスピーディにリトリーブしましょう。
リフト&フォール
リフト&フォールは、活性が低く高速巻きでは反応しきれない厳冬期や、暑さでバテ気味のバスに有効なアクションです。
遠方の沖を陸っぱりで攻めるならトリゴンが大活躍します。
イメージはバスのすぐ近くでリフトさせて興味を引き、フォールで食べられると判断させバイトさせるイメージです。
そのためバイトはフォール中と着底直後が多いです。ラインの動き、ロッドの感覚に注意して行いましょう。
ロッドの動きは45°から90°まで動かして半径1mのバスを誘うイメージで水温や効果範囲に合わせて調節しながらのアクションがおすすめです。
TNバイブレーションのおすすめカラー
TNバイブレーションにはオリジナルのタイプだけでも20種類以上のカラーバリエーションがあります。
また、トリゴン専用カラーもありカラー選びが楽しくもあり悩ましくもあるルアーです。その中でも系統に合わせたおすすめカラーをご紹介します。
弱光ギル
弱光ギルはナチュラルカラーの系統で、比較的クリアウォーターで活躍してくれるカラーになります。
ベイトをイミテートしているのでバスに違和感を与えづらく、スレたバスにも効果的です。
青虎
こちらのカラーは全てのカラー、ラトルのTNバイブレーションに対応しています。
見たらすぐにわかるチャート系のこのカラーはマッディウォーターで抜群の存在感を示します。
雨後の流れ込みなど広くサーチすると他のルアーでは出会えない魚もこのカラーでゲットできます。
野池ピエロ
野池ピエロはTN50、60にしかないカラーです。
ブルーギルの様なデザインにチャートカラー、頭の存在感を示すレッドとカラフルさはまさにピエロ。
初めての野池や河川で水がステインウォーター以上の濁りならとりあえず投げてみたいカラーです。
ひとつのカラーで膨張色と光を通さない色両方で同時にアプローチすることができます。
キンクロ
黒系のカラーは濁りの中でもシルエットのはっきりするアピールカラーです。
強い濁りの中でも存在感があり、雨後などに釣りをするなら手放せません。
リフト&フォールでも存在感は抜群。メインのベイトが小魚の野池などでも活躍が期待できるおすすめカラーです。
さいごに
TNバイブレーションは飛行姿勢が安定しているため飛距離が出やすく、投げて気持ちのいいルアーです。特にトリゴンは圧倒的な飛距離に初めは驚くことでしょう。
巻いてはロッドへの感触のわかりやすいこと、根がかりしにくいことからまさに投げて良し、巻いて良しの高性能バイブレーションです。
フィーディングエリアのチェックはもちろん、初めてのフィールドのサーチにも素早く効果的にバスを引き寄せるので、TNバイブレーションを巻き倒してバスの釣果アップを目指しましょう!
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